義務教育とは


義務教育とは
義務教育の目的
義務教育の課題

○義務教育の目的

教育基本法(平成18年法律第120号)の第5条2項で「義務教育として行われる普通教育は、各個人の有する能力を伸ばしつつ社会において自立的に生きる基礎を培い、また、国家及び社会の形成者として必要とされる基本的な資質を養うことを目的として行われるものとする。」と規定している。
義務教育の目的については、次の2点を中心にとらえることができるものと考える。
1. 国家・社会の形成者として共通に求められる最低限の基盤的な資質の育成
2. 国民の教育を受ける権利の最小限の社会的保障
義務教育を通じて、共通の言語、文化、規範意識など、社会を構成する一人一人に不可欠な基礎的な資質を身に付けさせることにより、社会は初めて統合された国民国家として存在し得る。このように、義務教育は国家・社会の要請に基づいて国家・社会の形成者としての国民を育成するという側面を持っている。また、一方で、義務教育には、憲法の規定する個々の国民の教育を受ける権利を保障する観点から、個人の個性や能力を伸ばし、人格を高めるという側面がある。子どもたちを様々な分野の学習に触れさせることにより、それぞれの可能性を開花させるチャンスを与えることも義務教育の大きな役割の一つであり、義務教育の目的を考える際には、両者のバランスを考慮する必要がある。


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